●お風呂の前後には水分補給を
入浴時は、思ったよりもたくさんの発汗があります。お風呂の前後には水分補給を、それもお風呂の前には特に水分を補給してみましょう。●激しい運動直後の入浴
運動直後、筋肉は酸素を多量に消費します。
そのため血液は、たくさん筋肉に流れて酸素を補給し筋肉にたまった疲労物質を除去していきます。
そこで入浴すると、血管は身体表面に集まって、筋肉内に流れる血液量が減少し、身体の疲れがとれにくくなってしまうので、
できれば、身体をいったん休めて、落ち着いた後に入浴するといいようです。●湯冷め防止には、上がり湯を
せっかくお風呂で体が温まったのに、上がってからしばらくたつと、また体が冷えて……では、もったいないですよね。お風呂で温まると、血管が拡張して血液の巡りがよくなるのですが、お風呂から出た後も、拡張した血管はすぐには元に戻らないので、血液が運んでいる熱が、体外に放出されてしまうのです。 　本当は、お風呂から上がったらすぐに布団に入ってぐっすり、が理想ですがなかなか・・ですね。そういうときは、上がり湯で、なるべく湯冷めをしないようにできるんです。お風呂よりすこしぬるめのお湯を、全身でなく、足にかけるだけで、血管は収縮し、熱の放出にストップをかけることができます。冷たい水でなくていいです。

●体を冷やす食べ物と温める食べ物
飲食物には体を冷やしたり、体を温める飲食物があります。 これは飲んだり食べたりした時の感覚ではなく、実際に体の中に入った時に作用する性質を見ます。◎主なもの
★冷やす食品・・生野菜・ 牛乳・ 豆乳・ コーヒー・ 緑茶・ 水・ トマト・ ナス・ キュウリ・ 果物・ 砂糖・ 豆腐など。地上部に育つものが多い

★温める食品・・かぼちゃ・たまねぎ・ニンジン・にら・にんにく・ねぎ・ ショウガ・ 塩・ ミソ・赤唐辛子・ 肉類など。地下部で育つ根菜類が多い

季節によって、摂る割合を使い分けするといいでしょう。

●その他
牛乳は体を冷やす作用が強いのですが、カルシウムが多いところが強調され、カルシウムの為に一生懸命摂っている人もいます。 緑茶もカテキンが含まれていて体に良いと言われていますが、牛乳と同じように体を冷やしてしまいます。冬場には飲みすぎないように気をつけましょう。

●洗剤はたくさん入れた方がよく落ちる？
・たくさん入れれば落ちるような気がしますが、実際は違います。
・余分にいれた洗剤が服に付着します。
・余分な洗剤を落とす為に大量の水を使う事になります。
・すすぎきれなかった洗剤が残り独特の嫌なニオイを発します。
●ひどい汚れにはつけおき洗い
・洗濯機に衣類を入れたら、お風呂の残り湯を３分の１くらい入れ、そこへ普段と同じ量の洗剤を入れます。お風呂から出たら残り湯を入れるというのがベストです。これを一晩そのままにして、翌朝水を足して普通に洗濯してみてください。残り湯を使うのは不潔そうで嫌と思われている方もいらっしゃるようですが最後のすすぎにきれいな水道水を使えば問題ありません。なお、入浴剤は色が服に移ってしまうこともあるので気をつけて。
●なかなか落ちない靴下の汚れ
・靴下の汚れは、ふつうの浴用石鹸で洗濯機に入れる前に、ひと手間、ごしごしして洗っておくと、けっこうきれいになります。
衿とか袖口にも同じです。

●頭寒足熱
昔からよく言われる「頭寒足熱」ですが、健康状態を保つのに良いとされています。

◎夏の冷房
冷気は下へ下へ行く性質があります。 冷房で冷やされた室内は、足元が冷たく、上部では暖かい状態になってしまいます。 この状態は頭熱足寒の状態になり、頭寒足熱とは反対の状態です。 設定温度は高めにして冷えから体を守る事が大事です。 ◎冬の暖房
暖気は上へ上へ上がってしまう性質があります。 外気温が低いと暖房温度を高めに設定してしまいがちですが、これでは上部ばかりが温められ、足元は温まりません。 この状態が続くと、足元の冷えが気になり、もっと温度を高めようとしてしまいがちです。 しかしこれは逆効果で、冷房の時と同じように頭熱足寒が強まってしまい、かえって冷えにやられやすくなります。 室温を高めて暑いぐらいにしても、足元は上部に比べて冷えているので、冷えが強まるわけです。 冬の暖房は温度設定をあまり高くしないで、靴下を履くなど下半身を防寒するほうが良いでしょう。